皆さんこんにちは。
今回は,仕事を早くすることについて,その重要性やメリット,方法をお伝えしようと思います。
仕事は早ければいいものなの?
速さと質,どっちが大事?
仕事が早いことのメリットって実際なに?
この記事ではこんなお悩みを解決します。
仕事をしている人であれば,多くの人が一度は考えたことのあるのではないでしょうか?
この記事を書く筆者は,少し前まで大手企業で営業職として働いていました。
その時,どの上司にも言われたことが,「お前は信頼できる」ということです。
もちろんこの言葉のすべてが仕事の早さで片づけられるものではありません。
しかし,どうして何人もの人に,いつも良い評価をもらえるのだろうと考えたところ,
根底に「仕事を早くすること」があったのではないかと気づきました。
また,逆に,そこしか私が周囲に勝る所はなかったんじゃないかと思います。
今回の記事で少しでも皆さまの仕事効率が上がる一助になればと思います。
まずそもそも仕事を早くするのが良いことなの?ということで,そのメリットを3つお伝えします。
目次
仕事を早くするメリット
①期日に遅れることはまずない
常に早め早めに仕事を済ませているので,期日に遅れるということはありません。
なにで,期日に追われるストレスもないし,頭に入れておかないといけない期日を最小限に出来ます。
その分,脳の容量をあけておけますね。
②突然のハプニングにも即対応できる
仕事にハプニングはつきものです。むしろその問題解決の方が多いような。
そんな突然のハプニングにも,早め早めに仕事をしておくことで,
動けるキャパが出来るので柔軟に対応出来ます。
③ういた時間で他の事が出来,行動力がつく
仕事を早くしていると,ある時ふとTo Doリストが全て無くなる時があります。
そんな時,自己研鑽のための時間にしたり,人に会いに行ったり,ずっとやりたかったことを始めてみたり,
新しい何かを出来る時間が出来ます。
To Doがなくなった隙間時間を有意義に有効活用することで,これまでより行動力がUPするわけです。
仕事を早くすることをおすすめするワケ
仕事を早くすることをおすすめする理由として,上記のメリットが得られる以外に,もう一つあります。
それは,スキルに関係なく,「誰でもすぐにできるから」です。
仕事を早くすると言っても,猛烈に早いタイピングが必須なわけでもないし,超人的な記憶力やデータ処理能力が必須なわけでもありません。
もちろん何か能力があるとよりいいですが,なにも無くても誰でも出来るからおすすめしたい,その方法を次からお話します。
仕事を早くするための方法(実践)
①最終ゴールを明確にし,自分の向き合っている仕事が何のためのものなのかを把握する
まず,自分の目的地と現在地を知ることはとても大切です。
ゴールをしることで,現在行う仕事にどういうことが必要でどういうことが必要でないかが分かるからです。
まずはここをしっかりと明確にしておきましょう。
②To Doをすべて書き出し,完了したら消す を繰り返す
ゴールを把握したうえでTo Doを書き出します。小さいことも自分の勤務時間内ですべきことは全て書き出します。
そのうえで,ざっくり優先順位をつけて一つ一つ実行し,終わったものは消していきます。
上から線を引く,色を変える,チェックを入れるなどどんな方法でもいいです。
こうすることで,常に今自分のすべき仕事が明確化されている状況が出来ます。
途中休憩したり,日が変わったりしても,To Doをみれば即座にやるべきことの全てが把握出来るのは,
これから何しよう,と考える時間を大幅に短縮出来ます。
③小さなすぐに終わる仕事は,気づいた時に即終わらせる
メールやチャットで小さな確認事項の連絡が来るときは,出来るだけ即返信を心がけます。
その理由は後回しにすることで忘れてしまう可能性があるからです。
特に,確認事項などであれば,あなたの返事待ちで相手の仕事がストップしている可能性も考えられます。
なので,回答が早いことは相手の仕事を円滑にし,あなたの信用にも繋がります。
皆がスムーズに仕事が出来るよう,その場でパッと回答が浮かぶものに関しては即返信の行動を癖付けましょう。
また,すぐに分かる入力ものも同様です。
期日が先だからと後回しにせず,連絡が来た時点で即回答しておきましょう。
そうすることで,期日を過ぎるリスクもなくなりますので,期日をメモする作業や覚えておくキャパを削減することが出来ます。
④気の重い仕事は取り掛かるまでの時間をとにかく早くする
ぱっと見た時に重いと感じる仕事ももちろんあります。
そんな仕事はついつい後回しにしてしまいがちですね。
ただ,そのような仕事の場合も少しだけ即やってほしいことがあります。
それは,その仕事の目的と現在地の確認と遂行すべきTo Doの洗い出しです。
サボりたい人間にとって最も大きな壁になるのが,取り掛かるという段階。
漠然と難しく見える仕事に対してはどうもやる気が起きず,後回しにしがちです。
しかし実際に取り掛かってみると,思いのほかすらすらと進んだという経験はよくあることでしょう。
そこで,この「取り掛かる」ことをイージーにするために,To Doを明確にしておくことが重要です。
目的と現在地を自分なりにひもとき,To Doを整理する,ここだけを即行うことで,その後の仕事もスムーズになり,一見難しそうな仕事がすんなりとこなせたりします。
仕事に対して「焦り」や「不安」を感じたことは誰にでもあるでしょう。
これらの感情の原因は「やってないから」です。
やってない仕事が多いから焦るし,しっかりと準備が出来ていないから不安になる。
逆に,仕事が完了出来る採算がとれていたら焦らないし,万全の準備が出来ていたら不安になることもありません。
つまり,「焦り」や「不安」が自分の中に出てきたときは,自分の感情を落ち着かせるためにとにかくその仕事に取り組めば良いだけです。
このようなことを繰り返しているうちに,仕事は自然と早くなり,焦りや不安も無くなります。
そもそも仕事は早ければいいのもなのか,質も重要じゃないのかとの議論もあります。
もちろん質もあれば良いのは当然ですが,私としては早さがより重要と考えます。
どんな仕事も1人の目より複数の目に触れることで,あらゆる角度から評価を受け,より磨き上げることが出来ます。
仕事を早くしておくことで,第三者のアドバイスを受ける機会が増え,その修正をすることで質をUP出来るということです。
初めから自分の中だけの質を重視しても,他の人の意見で大きく方向転換が必要になることもありますし,まずはある程度の土台をサッと仕上げて周囲に方向性を確認することが重要です。
さらに,時間がかかってしまっている仕事があれば,進捗状況を軽くでも周囲に伝えておくことで信頼度はUPします。
在宅ワークも進み,本当に仕事しているのかが見えないことも多くなった昨今,仕事を早くして結果で見せるのが1番の信頼に繋がります。また,それが難しい場合にはホウレンソウをこまめにとることで遅れをカバーするとよいでしょう。
以上仕事を早くするメリットとその方法をお伝えしました。
一つでも参考になることがあれば,是非今日から役立ててもらえると嬉しいです。
スピーディな仕事で一緒に信頼を勝ち取りましょう!